なぜ、血流を制限するのか?
2017年06月29日
本日の運動。
8:00〜8:30
スローモーション加圧トレーニング。
胸、二の腕
7:30くらいに、BCAA+G、シトルリンマレート、タウリンを摂取。
アブローラー 10回×3セット
サイドベント20kg 左右 10回×3セット
腕に空圧式加圧ベルト装着
装着圧 45sku 設定圧 130sku ☜ (拍動感が1番はっきり)
スローモーションチェストプレス 60ポンド(約27kg)
1セット目 20回 インターバル 10秒
2セット目 10回 インターバル10秒
3セット目 10回
スローモーションケーブルプッシュダウン 20ポンド(約9kg)
1セット目 20回 インターバル 10秒
2セット目 10回 インターバル 10秒
3セット目 10回
私の今日の運動の詳細。
ちょっと細かく説明すると、
7:45
開始
腹筋
アブローラー、サイドベント
7:50
今日の加圧値の設定
7:55
チェストプレス、ケーブルプッシュダウン
8:00
終了
ものの15分で完了。
パンプアップです。
あくまでもパンプアップなのです。
超短時間で起こせるパンプアップに価値があるのです。
ものの5分たらずでパンプアップが起こせて、
エクササイズを行う時には、もう追い込んだ後のパンパンに張った状態。
すでにパンプアップ。
した状態でのエクササイズで、
さらにパンプアップ。
そう。
パンプアップにこそ意味があり、
パンプアップにこそ価値があるのです。
心臓から血液は流れ出し、
心臓へ血液は戻って行く。
加圧ベルトを所定の位置、腕の付け根と脚の付け根に装着します。
*腕の付け根と脚の付け根、同時に装着する事はありません。
*腕の付け根または脚の付け根どちらかです。
すると、
心臓から出発した血液は、腕または脚に入りずらくなり
出ずらくなる。
なんとなくイメージ出来るかい?
加圧ベルトを装着した位置に適切な
圧力をかけるという事は、
ちょっと小難しく言うと、
腕または脚に入る血液の量をコントロールするのだ。
どう言う事かと言うと、
腕または脚に入って行く血液も制限するが、
それ以上に
腕または脚から出て行く血液をさらに制限させる。
そして、
腕または脚に血液を溜めるのだ。
人工的に。
ちょっと強い言い方をすると、
強制的に
腕または脚に血液を溜めるのだ。
強制的にだ。
腕または脚に血液が溜まる事で、
腕または脚は、酸欠気味になる。
心臓からの酸素を十分に含んだ血液が十分に入って来ないから、
腕または脚は酸欠気味になるのだ。
十分な酸素の無い状態で筋肉を動かすとどうなるだろうか?
筋肉は、
瞬間的な力を発揮する、速筋(そっきん)と呼ばれている、白っぽい筋肉と、
持久力を発揮する、遅筋(ちきん)と呼ばれている、赤っぽい筋肉が存在する。
お刺身でいう白身と赤身だ。
まあそれはどうでもイイか。
オリンピックや世界陸上などをイメージして欲しい。
100m走などの短距離走の選手と、
フルマラソンなどの長距離走の選手の体格の違いをイメージしてほしい。
短距離走の選手は筋骨隆々で、いわゆるマッチョだ。
長距離走の選手は、細マッチョってところでしょうか。
短距離走の選手と長距離走の選手は同じ筋肉でも使っている筋肉は異なる。
瞬発力と持久力の筋肉。
それぞれ、使用されるエネルギーも異なる。
長距離走の選手の使う、遅筋と言われている持久力の筋肉は、
“酸素とともに”脂肪がエネルギーとして使用される。
ここでのポイントは、”酸素とともに”だ。
酸素がなければ、脂肪をエネルギーとして利用されない。
あくまでも”酸素とともに”だ。
繰り返すが、酸素がなければ脂肪はエネルギーとして利用されず、燃やされないのだ。
いいかい?
これをよ〜く覚えておいておくれよ。
脂肪は酸素がなければエネルギーとして利用されない。のだ。
短距離走の選手は、いわゆる速筋といわれる、瞬発力の筋肉を使っている。
瞬発力の筋肉、いわゆる速筋を利用するのに、酸素は必要無い。
いいかい。
もう1回繰り返すよ。
ここが、とても重要なんだ。
瞬発力の筋肉 、いわゆる速筋を利用するのに、酸素は必要無い。のだ。
瞬発力の筋肉、いわゆる速筋を利用するには、血液中の糖質のみだ。
糖質があれば、酸素は全く必要無い。
何度も言う、
酸素は全く必要無いのだ。
で、糖質がエネルギーとして利用される時に、同時に生成されるのが、
一般的に”疲労物質”として知られているのかな?
乳酸と言われている物質が生成される。
要は、瞬発力の筋肉が利用され、糖質が利用されると乳酸と言われている物質が生成されるのだ。
これも覚えておいておくれよ。
瞬発力の筋肉が利用され、糖質が利用されると乳酸が生成される。
加圧ベルトを腕または脚の付け根に装着するだろ。
“適切”に血流が制限させると、
腕または脚に入る血液は入りにくくなり、
腕または脚から心臓に戻る血液は、さらに制限され、
腕または脚に血液が溜まる。
“適切”に血流が制限された、腕または脚は、
本来、通常に血流が流れていれば、
腕または脚には、酸素が行き渡る。
が、しかし、
適切に血流が制限されて、腕または脚に溜まった血液は酸素不足になる。
いいかい。
酸素が不足するんだ。
いわゆる、酸欠状態になる。
酸欠状態で動かすと、運動すると、筋肉は文字通り
無酸素運動となる。
無酸素運動。
ということは、十分な酸素が 確保出来ない状態での運動になるわけだから…。
ここで思い出してほしい。
持久力の筋肉は酸素を必要とし、
瞬発力の筋肉は酸素を必要としない。
そう。
ピンっときたかな?
加圧ベルトを腕または脚の付け根に装着し、
“適切”に血流を制限すると、
腕または脚は十分な酸素が確保出来ないため、
例えば、軽く動かしただけでも、瞬発力の筋肉が利用されてしまうのです。
というより、
瞬発力の筋肉が動かざるを得ない
状況に追い込まれてしまうのだ。
強制的に血流を制限し、
腕または脚に入る血液と、
心臓に戻って行く血液をコントロールし、
腕または脚を酸欠状態にし、
瞬発力を発揮する時に利用される筋肉を
動かざるを得ない状況に追い込むのが、
加圧トレーニングなのだ。
加圧ベルトを腕または脚に装着し、血流が制限させると…。
→酸欠になる
→乳酸が生成される
→腕または脚から乳酸が血液に乗って出られなくなる
→腕または脚に乳酸が溜まる
→筋肉の生理的反応が阻害されるために(ph値が酸性に傾くからだそうです)
→筋肉が動かなくなる
筋肉が動かなくなるのだ。
これが、加圧トレーニングなのだ。
短距離走の選手と長距離走の選手の体格の違いを思い出してほしい。
短距離走の選手は主に酸素を必要としない筋肉を使う。
長距離走の選手は主に酸素を必要とする筋肉を使う。
何が言いたいのかと言うと、
加圧トレーニングとは、
長距離走の選手の使う運動でも、
短距離走の選手が使う筋肉を鍛えられると言うことなのだ。
加圧トレーニングは、使うエネルギーも発揮する力も、鍛え方も、
なにもかもが異なる、筋肉を同時に鍛えられる
とは、このことなのだ。
9:30〜10:30
渡良瀬遊水地1周(約8km)
本当に気持ち良く走れた。
本当にだ。
1食目。12:00
キャベツ、玄米粥、海苔
最近、疲れないし、頭が冴えている。
これが、
何かが降りてきた
と言うやつなのか。
ブログの文字数もやたらと多いだろ。
これといって変えたことは、
今まで食べていた玄米を
玄米粥に変えたことだと思う。
ジョギングも始めたが、
私はもともと暖かくなると、時間があれば走っていたのだ。
ここ何年かは、ヒゲを脱毛にいっていて、
日焼けしたらいけなかったから、
走っていなかっただけだ。
玄米粥にしてから、
疲れない、集中力が切れない。
最近のブログの文字数からも、それが伺えると思う。
玄米をお粥にして、
玄米そのものは、4分の1合と量はかなり減ったはずだ。
だが、普通に炊くよりも、
お粥にする事で、
玄米の水分含有量が倍以上に増えた。
そして、消化の負担が大幅に減ったのであろう。
まあ。何であれ
玄米粥にしてから、本当に体調が良い。
頭が冴えている。