安全で効率的 加圧トレーニング
2023年06月22日
設定圧が決まったら、3点セットといわれているウォーミングアップを行い、パンパンにパンプアップさせます。
加圧ベルトを装着する事で、心臓から送り出され手足の末端に向かう血流は制限せず、手足の末端から心臓に戻る血流を“適切に”制限させます。
手足の末端から心臓に戻る血流を戻りにくく制限させますから、制限された分、手足に血液が貯溜されます。
加圧ベルトを装着して、手足の末端から心臓に戻る血流を制限されるだけで、自然とパンプアップするわけですね。
黙っていてもパンプアップする状態から、さらに3点セットを行う事で、さらにパンプアップを促すのです。
手足(この場合は脚)に血液が貯溜されると、パンプアップされている末端の酸素が薄くなり、酸欠気味になり、酸素を必要としない“速筋”が動かざるを得ない状態になります。
本来“速筋”は瞬発力を発揮する筋肉。
持久力を発揮する“遅筋”とは違い、“速筋”は酸素を必要としません。
酸素を必要としない“速筋”は、重たい物を持ったり、ダッシュしたりする大きい力を使う時に力を発揮する筋肉。
加圧ベルトを装着して、パンプアップさせ、酸欠気味にさせる事で、重い物を持ったり、ダッシュしたりしないと鍛えられない“速筋”も動かざるを得ない状況になるので、大きい力を必要としない動きでも“速筋”も鍛える事が出来るのです。
加圧トレーニングは、瞬発力と持久力それぞれ役割や鍛え方の違う2種類の“速筋”と“遅筋”両方の筋肉を“短時間”で超軽量負荷で怪我のリスクを最小限に“安全に”、“超効率よく”鍛える事が出来るのです。