筋トレで基礎代謝量を増やす。
2015年09月03日
筋肉には2種類ある。
1.白筋(速筋)
瞬発力や短期間に一気に力を発揮する筋肉。(筋肥大しやすい。)
2.赤筋(遅筋)
持久力が高く、長時間運動する時に使われる筋肉。(筋肥大しない。)
主に白筋は「糖質」がエネルギーとして使われる。
赤筋は「脂肪」がエネルギーとして使われる。
2つの筋肉は鍛え方も異なります。
白筋は2、3回しか行えない負荷で筋トレをすれば鍛えられる。(無酸素運動と呼ばれている。)
赤筋は20~30回くらい楽にこなせる負荷で行なえばいい。有酸素運動と呼ばれている。)
体脂肪を落とすのに必要な有酸素運動に関与しているのは、「赤筋」。
脂肪の分解は「赤筋」で行なわれる。
ダイエットに有酸素運動は欠かせない。
なぜなら、有酸素運動が体脂肪をエネルギーとして消費する唯一の方法だからだ。
では、白筋を鍛える、無酸素運動と呼ばれている筋トレはダイエットに必要ないのかというと、そうとも言えない。
なぜなら、筋トレで筋肉を大きくすると「基礎代謝」があがる。
(「基礎代謝」とは呼吸や心臓を動かすなど、特に運動をしなくても消費されるエネルギーのこと。)
基礎代謝があがることで、普段からのエネルギー消費量が増えて、脂肪を蓄えにくいカラダになる。
筋トレは、筋肉の増加と脂肪の減少という両方にプラスの作用があるのです。