食べ合わせ!!!
朝食に食べてよいのは果物のみです。その後の正午から20時までの摂取のサイクルでは、“効率の良い消化”がテーマになります。
守らなければならない原則その1は人間の生命維持に欠かせない“水”を大量に摂ること。食事全体の70%を生の野菜にすること。残りの30%を“炭水化物食品”か“たんぱく質食品”に。
これだけです。
4ページの「食べ物はこうして消化される」で紹介しましたが、野菜は消化液を全く必要としないで胃の収縮と拡張の運動によって、ごはん、パン、ポテト、麺類などの“炭水化物食品”は“アルカリ性”の消化液によって、肉、魚、卵、乳製品などの“タンパク質食品”は“酸性”の消化液によって胃の中で分解され消化されます。
炭水化物食品とたんぱく質食品が同時に胃の中に入ると酸性とアルカリ性の消化液が混ざり合って中和してしまい、炭水化物食品は発酵してしまい、たんぱく質食品は腐敗します。
食後、胃の中に食べ物が3時間くらい留まり必要な栄養素が吸収されやすいかたちに分解され、その後その栄養素が吸収されて行くのが本来の消化のありかたですが、異なる消化液の炭水化物食品とたんぱく質食品を同時に摂ってしまうと、どちらの消化もうまくいかず場合によっては10時間くらい胃の中に留まり腐敗し発酵してしまった食べ物は栄養のほとんどが無くなってしまい、吸収されやすくなるための分解もされずに、およそ9メートルある腸に流されていきます。
発酵し腐敗してしまった未消化の食べ物からは栄養素はほとんど吸収されないうえに排泄にも大きな負担がかかってしまいます。
炭水化物食品とたんぱく質食品を同時に摂ることは、消化、吸収、排泄すべてに大きな負担をかける上に必要な栄養素を得ることができない最悪の食べ合わせなのです。
“炭水化物”と“たんぱく質”絶対には同時に摂ってはいけない!!!。絶対にだ!!!。