これだけは覚えておきたい食べ合わせ
2015年09月01日
大体の方はリトマス紙が青や赤に変わる実験ではないでしょうか。
今となっては酸性で何色に変わるかアルカリ性で何色に変わるかどうでもいいことですが、酸性とアルカリ性が混ざると 中性になる。
これだけは覚えていますね。
なんの役に立つか分からないこの実験、実は消化について学ぶ実験だったのです。
炭水化物はアルカリ性の消化液によって消化される。 そして
タンパク質は酸性の消化液によって消化される。
タンパク質を適切に消化できないと内臓の不調を起こす。
肉、魚などとご飯、パン、などをいっしょに食べるのは好きですね。
例えば、ハンバーガー、すし、牛丼、サンドウィッチ、ホットドックなどなどこれらの食品は胃の中に同時に入るとどうなるか?
もうお分かりですね。酸性とアルカリ性が混ざると中性になる。つまり同時には消化できない。
炭水化物とタンパク質を同時に摂る場合、消化にかかる時間は炭水化物3時間、タンパク質4時間では終わらない。つまり食事と食事の間の時間をもっと長くとる必要がある。
個人差はあると思いますが少なくとも6,7時間はあけないと消化不良を起こし胃の中に食べ物が残った状態でまた食べ物を入れるとさらに消化不良を起こすことになりかねない。ということです。
あれを食べたら太る。これを食べたらやせる。こういうことを考える前に意外と盲点になっている消化にかかる時間を考えた上で食事を考えてみてください。