食べ物の消化のプロセス
2015年06月11日
食べ物はこうして消化される!!!。
ここまで読んでいただき、身体に3つのサイクルが働いていて、食事を摂るべき時間帯は、 正午から遅くても20時までにし(理想は17時まで)、食事全体を水分含有量の多い食品 を摂らなければならないことがご理解いただけたかと思います。
人間の身体の活動の中で、最もエネルギーを消費する活動は“消化”です。 身体のエネルギーが消化に浪費されていると“排泄”がスムーズに行われなくなり、酸性 の毒物や老廃物が体内に蓄積されてしまいます。
“消化”の負担を軽くし”排泄“をスムーズに行うことが、健康の必須条件になります。
人間が食事で摂るものには、果物、野菜、炭水化物食品、たんぱく質食品があります。 健康な食べ方を理解するために、食べ物がどのように消化されるかをよく理解しておく必 要があります。
果物
果物は胃の中に入り約20分くらいで結腸に流され栄養素が吸収され始める。 果物自ら消化酵素を持っており、人間は果物の栄養素を直接吸収できるように進化してき た。
このことから人類は主に果物中心の食事であったと考えられる。
野菜 胃袋の収縮と拡張の運動によって吸収できるように約3時間掛けて細かく砕かれる。 胃袋の運動によってのみ行われるので消化液を全く必要としない。
炭水化物食品(ごはん、パン、ポテト、麺類など) アルカリ性の消化液によって約3時間かけて栄養素が抽出される。
たんぱく質食品(肉、魚、卵、乳製品などの動物性の食品) たんぱく質を分解し、アミノ酸にするために酸性の消化液によって約4時間かけて消化さ れる。
この消化のプロセスを理解していれば、何をどのように食べたら良いかが明らかになりま す。