脂肪を燃やすには?
2015年06月11日
豊富なエネルギー源“脂肪”を燃やす身体をつくる 白筋と赤筋の違いはご理解いただけたでしょうか?
ヒトは主に糖質か脂肪をエネルギーにしていますが、糖質はグリコーゲンとして筋肉内に、 脂肪は体脂肪として体内に蓄えられています。 糖質は限られた量しか貯えられず約20分で枯渇してしまうのに対し、脂肪は体内に豊富 に貯えられていて決して枯渇しません。
赤筋を鍛えて体内に豊富にある脂肪を使える身体を作るということは、体内に蓄えられる 量が限られている糖質を節約できて血糖値が安定し集中力が増し、疲れを感じない身体に なれるということです。
効果的な運動をするには? 効果的な運動をするためには体内で何が起きているのかを把握しておく必要があります。 赤筋を鍛える「有酸素運動」で鍵となるのが距離やペースではなく“心拍数”と“時間” 運動をしている最中の脈拍を測ることによって身体が何をエネルギーにしているか把握す ることができ、運動量をどう調節すればよいかがわかります。
まず知るべきは、あなたの“最大心拍数” あなたの最大心拍数の目安は220という数字からあなたの年齢を差し引いた数字です。
あなたの最大心拍数の70%前後の範囲で運動することで、脂肪だけがエネルギーとして 使われ糖質は全く燃焼されません。
あなたの最大心拍数の70%前後の範囲の運動を30分以上週3回以上行うことで、身体 は身体の全細胞に栄養素と酸素を運び、老廃物を取り除く働きをする毛細血管が増え脂肪 を燃焼させる身体が出来上がります。
運動中の心拍数を知るには、ハートレートモニター(心拍計)を使うと良いです。という より心拍計を使わないと正確な心拍数が分かりませんが、呼吸も1つの目安になり、息の 上がるような運動は酸素が十分に摂り込めなくなっている証拠です。
会話のできる程度で軽く息の上がる運動が「有酸素運動」になります。