人間は肉食動物ではない
2015年06月11日
動物食を避ける
人間は本来、肉食に適していません。 人間の胃は肉を消化するための塩酸を肉食動物の10分の1しか分泌できないうえに、人 間の腸は肉食動物の3倍以上あり食べたものの栄養素をゆっくり吸収するようにできてい ます。 人間の肝臓は尿酸を分解する酵素を持っていないので肉食動物の10分の1から15分の 1しか尿酸を排泄できません。
肉食動物の胃は人間の10倍塩酸を分泌し、腐敗した老廃物を素早く排泄させるため腸の 長さが人間の3分の1と短く人間の10倍から15倍尿酸を排泄できる肝臓をもっていま す。
人間の消化器官は、肉を消化し必要な栄養素を吸収し腐敗した老廃物を素早く排泄するの に適しておらず、植物の消化に適しているのです
たんぱく質そのものは摂る必要がありません
たんぱく質は成分構成が複雑で、消化器官全体を通過するのに他の食べ物の2倍の時間と エネルギーを消費してしまうので排泄など他の機能のために使えるエネルギーを必然的に 少なくしてしまいます。
人間の身体は、たんぱく質そのものを利用吸収することができません。 たんぱく質は、まず最初に消化され、その構成成分である“アミノ酸”に分解されて体内 に取り込まれ、たんぱく質を合成するために利用されます。 つまり、人間の身体はたんぱく質そのものを必要としているのではなく、たんぱく質を構 成する“アミノ酸”を必要としているのです。 数10種類ある“アミノ酸”の中で人間が摂らなければならないのは体内で自然生成でき ない8種類の“必須アミノ酸”。 “必須アミノ酸”は、果物や野菜に過不足無く豊富に含まれているので果物、野菜を食事 全体の70%にできれば問題なく必要なだけ摂取できます。
“たんぱく質そのものは摂る必要がないばかりか摂りすぎは身体に負担になる”