食べ物がどう消化されるかを知るべし!!!
2015年09月02日
食べ物はこうして消化される!!!。
ここまで読んでいただき、身体に3つのサイクルが働いていて、食事を摂るべき時間帯は、正午から遅くても20時までにし(理想は17時まで)、食事全体を水分含有量の多い食品を摂らなければならないことがご理解いただけたかと思います。
人間の身体の活動の中で、最もエネルギーを消費する活動は“消化”です。身体のエネルギーが消化に浪費されていると“排泄”がスムーズに行われなくなり、酸性の毒物や老廃物が体内に蓄積されてしまいます。
“消化”の負担を軽くし”排泄“をスムーズに行うことが、健康の必須条件になります。
人間が食事で摂るものには、果物、野菜、炭水化物食品、たんぱく質食品があります。健康な食べ方を理解するために、食べ物がどのように消化されるかをよく理解しておく必要があります。
果物
果物は胃の中に入り約20分くらいで結腸に流され栄養素が吸収され始める。果物自ら消化酵素を持っており、人間は果物の栄養素を直接吸収できるように進化してきた。
このことから人類は主に果物中心の食事であったと考えられる。
野菜胃袋の収縮と拡張の運動によって吸収できるように約3時間掛けて細かく砕かれる。胃袋の運動によってのみ行われるので消化液を全く必要としない。
炭水化物食品(ごはん、パン、ポテト、麺類など)アルカリ性の消化液によって約3時間かけて栄養素が抽出される。
たんぱく質食品(肉、魚、卵、乳製品などの動物性の食品)たんぱく質を分解し、アミノ酸にするために酸性の消化液によって約4時間かけて消化される。
この消化のプロセスを理解していれば、何をどのように食べたら良いかが明らかになります。