加圧トレーニングは血管が若返る
2015年09月01日
「加圧トレーニング」とは、
腕や脚の付け根の部分を専用のベルトで締め付け、
腕や脚の血流量を適度に制限した状態で行うトレーニング方法。
短時間の極めて軽い負荷のトレーニングでも短期間_で筋力アップが期待できます。
加圧トレーニングをすることで得られる効果を紹介します。
その1
血流がよくなる
まず第1の理由は、加圧によって著しく血行が良くなることが挙げられます。
血行が良くなると、筋肉へ運ばれる酸素の量が増え、その結果、新陳代謝が活発になり、筋肉が増大するのに適した環境ができあがります。
圧を加えて腕や脚へ流れ込む動脈と静脈の血流量のバランスを変化させると、一時的に血液が腕や脚に停滞する。
これを血液の「プーリング現象」といいます。
この状態が起こると、流れ込んだ血液が行き場を探して様々な毛細血管まで行き渡ることで
血管の拡張が起こります。
血管が浮き出る状態になるということです。
通常の筋力トレーニングで、こういう状態を作り出すのは容易ではありませんが、
加圧トレーニングでは、瞬時にこの状態を作り出すことができます。
血管が拡張したところで加圧ベルトをはずすと、それまで行き場を制限されて溜まっていた血液が一気に流れ出します。
この血管の収縮、拡張を長い期間行うと、
血液を押し出す力が回復するのです。
年齢を重ねると、血管も衰えます。
若いときの血管は弾力性があり、体の隅々まで血を送り出す力を持っています。
しかし、年齢を重ねていくと、
血管は硬くなって弾力を失い、血の流れも弱まっていきます。
それに伴って、
血管の収縮活動も低下するので、血の流れは悪くなっていくのです。
血液は栄養と酸素を体中の細胞に運ぶ働きをしています。
血流が悪くなると、それらが十分に運ばれなくなり、
細胞の機能は低下し、新陳代謝も衰え、老化が進みます。
血行が良くなると、
筋肉へ運ばれる酸素の量が増大し、
新陳代謝が活発になり、
筋肉が増えるのに適した環境が出来上がり、
トレーニングの効果が最大限に引き出せるようになるのです。
通常、血管は加齢とともに硬くなり、血管壁も十分伸びなくなるので、体中に血液を送ることができなくなり、血行が悪くなっていくものですが、
加圧トレーニングで血管の拡張、収縮を繰り返し行うことで、血管壁の弾力は増し、収縮活動の優れた血管でいることができます。
■古河加圧トレーニング
インストラクター 森 正郎
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